ハンドメイド販売♡商品は3つあれば売れる

ハンドメイドマーケティング Blog

今ハンドメイド作家として取り組まれている方の中で、もっと理想のお客様を集客できたらいいのに…そんな風に考えていらっしゃる方はいませんか?

デザインスクールを運営していく中で、「どうやったらハンドメイド作品をもっと魅力的に見せれますか?」とハンドメイド作家の方からたくさんご質問をいただく機会が増えてきました。

そこから「もっとハンドメイド作家さんの力になれれば!」という想いが強くなり、今回はハンドメイド販売を考えている方、既にハンドメイド作家の方に向けて、商品の売り出し方についてお伝えします♡

ハンドメイド販売の商品は少なくても売れる

突然ですが、ハンドメイド作家の皆さんに質問です。
ハンドメイド作品をお客様に購入してもらうために沢山商品をかかえている方はいらっしゃいませんか?

実は理想のお客様を集客するためには、商品の数を増やせば売れる!ということでもないのです。実際に私は今、minneで商品を販売しているのですが、商品数は5個以下です。

その5つという少ない商品数の中でも、看板商品が毎日最低でも1つは売れている状態を保ち続けています。
しかも、更新はずっとしていません。

こんのりり
こんのりり

一見、商品は多いほどいいと思われがちですが、商品数は多すぎれば売れないのです。少ない商品で専門性を高める方が、選ばれるお店になるからです。

理想のお客様に選ばれるために、販売する商品を戦略的に決めていきましょう。

ハンドメイド販売は3つの商品があればいい

まずハンドメイド作品の売り出し方について悩んでいる作家さんに押さえておいてほしいポイントは、販売する商品は「3つあればいい」ということです。これは人間の行動心理に関わってきます。

例えばですが、ファンデーションの色を選ぶときに「6種類展開の商品A」と「100種類展開の商品B」をネットで購入するとしたら、どちらの商品を購入しますか?値段や使い心地は大体同じです。

多くの人は「6種類の商品A」を選ぶそうです。実際みなさんはどちらでしたか?

人は選択肢が多すぎると選ぶことを放棄するようになります。確かにネットで購入するだけでも割と勇気がいるのに、選択肢が多すぎると更に敷居が高くなってしまいます…。

そのため、商品の数はある程度、きてほしい理想のお客様に焦点を当てて絞った方が集客を見込めます。この人間心理をうまく利用して、効率的にハンドメイド販売をしていきましょう♡

ハンドメイド販売でおすすめの3つの商品

「販売するハンドメイド作品は3つあればいい」と前述しましたが、では実際どんな商品を3つ販売していけばいいんだろう?そんな疑問をお持ちではありませんか?

これから実際に、どのような3つのカテゴリ分けされた商品を販売していけばいいのかお話ししていこうと思います。

①定番商品

まず1つ目に販売する商品は「定番商品」になります。

定番商品と言ってもどんなものを選んで販売をしていったらいいでしょうか?考えてみてください。ハンドメイド販売で大切なことは、「選ばれ続けるお店になる」ということです。

選ばれ続けるお店になるために大切なことは、「売れ続ける商品を持つ」ということです。そのため、流行に左右されづらいベーシックなアイテムを1つ取り揃えるようにしましょう。

また、品切れにならないようにお客様が欲しいときに手に入る状態を作っておくことも「選ばれ続けるお店になる」ためには大切です。

②看板商品

2つ目に販売する商品は「看板商品」になります。

例えば、コメダ珈琲店のシロノワール。コメダといえば!の商品ですよね。あなたのお店には看板商品はありますか?これを求めてお店を訪れるくらい、お客様に愛される人気の商品です。

商品を買う方から見れば、「たくさん売れているもの=看板商品」と思いがちですが、商品を売る側から見た看板商品の意味は少し変わってきます。

こんのりり
こんのりり

もしあなたがハンドメイド作品を販売するときに、何を看板商品にするか迷ったら、「売りたい商品=看板商品」としてハンドメイド作品を選ぶようにしてください。

「看板商品」はブランドやお店の代表作として、他の同じようなハンドメイド作品を作っているお店と差別化をする大切な商品です。

そのため、結果的に売れているものが看板商品になる状態がベストですが、まずは自分自身のお店の雰囲気やコンセプトに合った売りたいハンドメイド作品を「看板商品」にしましょう♡

看板商品は認知を広めていくために、どんどんシェアしてもらいましょう。

③限定商品

3つ目に販売する商品は「限定商品」になります。いつもの商品の良さを知っているお客様が冒険できるような商品です。

  • その人気ショップでしか買えない
  • その時期しか買えない
  • 決まった人しか買えない

    このような性質をもったハンドメイド商品はお客さまの心を惹き寄せるのに効果絶大♡

    実際にお客さまが商品を購入するときは3つの心理から行動に移します。

    1. 「高級・高価なものに価値を見出す心理
    2. レア度の高いものに価値を見出す心理
    3. 周りの反応がいいものに価値を見出す心理

    この効果を利用して「限定商品」を販売していきましょう。レア度が高いほど、話題に上りやすくなります。

    もしハンドメイド作品でどんなものを限定商品にしようか迷ったら、クリスマスやバレンタイン、入園入学など季節ものがおすすめです。

    期間や在庫を限定すれば女性が「欲しい♡」気持ちに。限定だからできる”映え”にもこだわって♡

    “3つ”のコンセプトとは

    今回は分かりやすいように3つの商品と表現しましたが、商品数自体が3つピッタリということではなく、コンセプトが「定番商品」「看板商品」「限定商品」の3つと考えてください。

    コンセプトに合わせてどんな商品を売ろうか考えることもきっと楽しいはずです♡

    コンセプトを考えるときの5ステップ

    1. 周りのハンドメイド作家さんがどんな商品を売っているのか、どんな商品が流行っているのかリサーチする
    2. 自分にとっての理想のお客さまはどんな人か考える
    3. 理想のお客さまの悩みを明確にする
    4. どんな商品があったら理想のお客さまの悩みを解決できるのか考える
    5. 商品のテーマを決める

    こんな風に考えて、ハンドメイド作品を楽しく、お客さまに魅力を伝えていきましょう♡

    ハンドメイド販売はコンセプトに分けて売り出す♡

    今回は、ハンドメイド作家さんに向けて商品の売り出し方をお話ししていきましたが、いかがでしたか?
    商品は、「定番商品」「看板商品」「限定商品」の3つのコンセプトに分けて、販売していくことがポイントです。

    商品数は多ければ多いほどいいという訳でもないので、自分が求めている理想のお客さまを明確にした上でそのお客様が「欲しい!」と思うような商品づくりを心がけていきましょう♡

    商品の売り出し方や売り方が分からないよーという方はぜひ、参考にしてみてくださいね!

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